卒研GPが2月24日(金)にサントミューゼで開催されました。
今年の警消のテーマは「安心できるまちを目指して」です。
これは毎年変わりません。
平成28年度は3クラスの代表をまとめるために、苦労しました。
初めは(発表順番で話をしていきます。)
警消1組は「自然災害の怖さ」
警消3組は「交通事故の危険性」
警消2組は「共に助け合う世の中へ~高齢者ver~」
とテーマも思いもバラバラです。
しかし、グランプリに出場するために3つを一つにまとめました。
3つを繋いだらこうなりました。
警消1組は「共に助け合う世の中へ~自然災害ver~」
警消3組は「共に譲り合う世の中へ~交通事故ver~」
警消2組は「共に支え合う世の中へ~高齢者ver~」
各クラスともグランプリを取るために自宅研修中にも関わらず、朝早くから夜遅くまで取り組んできました。
流れは1組からでしたが、自分達で命を守るために、防災カードなるものを提案し、次の3組は、どうしたら事故が無くなるかをクイズ形式にしてみたり、最後の警消2組は地域のバリアフリーを探してみたりしたことを堂々と発表してくれました。
以下は学生が最後に伝えたメッセージです。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
これまで自然災害では助けあい、自動車では譲りあい、高齢者では支えあいをテーマに話をしてきましたが、これらに共通していることは愛を持つということです。
自然災害時には助け合うことで・・・自動車を運転している時は思いやりをもって・・・また、高齢者の方を支えあうことで安心して生活できるようになります。助けあいの精神、譲りあう心、支えあう力が一つになって世の中は愛で溢れていくのではないでしょうか。
愛にあふれ、仲間や家族、地域、行政が一体になれば安心できるまちになる筈です。人がつくる和を大切にしていきましょう。いつまでも笑顔で安心できる街を、私たちの手でつくりあげるために今日からその一歩をふみだして下さい。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
流石の警消でも本番は緊張していましたが、皆真剣に堂々と発表していました。
今回も悲願のグランプリには届きませんでしたが、皆やりきった満足げな表情と嬉しさでいっぱいです。
思いを伝えることの難しさや、仲間と一つの作品をつくり上げる苦労と充実感等を最後の授業で学んだなら幸いです。