先生日記でもご紹介した、インテリア住環境コース主催の特別研修会。
大変充実した学びの1日を、たっぷりとお伝えいたします。
<第1弾>は午前中の部「講演会」です。

先生のこれまで手がけた建物の紹介を中心に、どのような考えを持ち、
どのような設計活動をされているかをお聞きすることができました。

都心で建物を建てる場合、長野県と違って土地が極端に狭かったり、
周囲の高層建築物によって光が遮られたりして、
マイナスの条件が重なってしまうことが多々ありますが
先生はそのマイナス条件をゼロではなくプラスに変えようと
前向きに日々仕事に取り組んでいらっしゃいました。

その努力がお客様の喜びになっていることは、本当に素晴らしいことです。
先生の自邸であるLOVE HOUSE。
その美しさにただただ感動するばかりでした。

この建物は太陽・光・風・雨・音・木などの自然と心地よく暮らすことが
できる住宅です。最近、私たちは簡単に「癒し」というような言葉を
使いがちですが、この空間こそ人間が人間らしくいられる本当の癒し空間
なのではないかとさえ感じました。

ちなみに、このLOVE HOUSEの設計にあたっては旧約聖書「創世記」の文章からアイデアが生まれたとのこと。一見、建築とは関連性の薄いものからもヒントがもらえるだなんて、本当に驚きです。
学生たちも、保坂先生のお話を食い入るように聞いていました。

続いて午後の設計実習です。
詳しくは<第2弾>にて。お楽しみに(^^)