先日の土曜日は、諏訪湖で新作花火大会が行われました。
長野に住んではや十数年。これまで一度も諏訪湖の花火を見たことがなかったのですが、一度は行ってみたいと思い、今年ついに行ってきました。
車で行くと帰りに大渋滞する、と聞いていたので、電車で行くことにしました。小海線は久々に乗車しましたが、景色がのどかで良いですよね。この日はちょっと天気が良くなかったのですが、田んぼの緑がとてもきれいでした。
新作花火大会では、全国各地から選ばれた25人の若手花火師が、3号玉10発、10号玉2発の計12発の花火を打ち上げ、その高度な技術や斬新な発想を競います。
ですから普通の花火大会のように、大きな花火が次々上がる、というわけではありません。ですが限られた数の中で、どれだけ観客に大きなインパクトを残すか、ということに特化した花火は、どれもとても印象的なものでした。
形が変わっているもの、初めて見るような繊細な色合いのもの、空いっぱいに広がるものなど様々に工夫されていて、一玉一玉に込められた強い思いを感じました。
また、新作花火の合間にはスターマインなども打ち上げられ、目の前に広がる美しい光景に、時間を忘れて見入ってしまいました。
帰りの道路は案の定、人と車でごった返していましたが、とても楽しい時間が過ごせました。