私は普段、かなり早い時間に学校に到着し、鍵を開けています。
それと同じくらい早く来ている学生もいます。
そのメンバーは、気迫に満ちた2年生たちが特に多いです。
私が職員室について暫くすると、
公務員試験の話をしながらゴミの入ったビニール袋をぶら下げた学生が2名、
元気に私に向かって挨拶をします。
実は彼ら、学校がある日は毎日、
自分の契約している駐車場から学校まで、掃除をしながら来ているんです。
誰から言われた訳でもなく…。
ガタイの大きな「警消1組 上野良太」がやりはじめました。
さらにガタイ大きな「警消2組 小林貴裕」も一緒にやるようになりました。
大きな体を折り曲げながら道のゴミなどを拾いながら学校までやってきます。
「ゴミが落ちているので拾っているだけ」という理由で(カッコいい!!)。
数日間ではなく、学校が始まってから今まで続けているところがまた凄い!
簡単そうに思われますが、どんなことでもそれを続けるのは難しいことです。
いつも何事にも一生懸命で爽やかな二人。
私も便乗して彼らに負けないくらい、小さなことでも一生懸命に、
そして爽やかな空気を運びたいものです。